MT5で最初の注文を出す方法:XAUUSD初心者向け取引ガイド
MT5で最初の注文を出す方法を初心者向けに解説。XAUUSDの選び方、Volume、Buy・Sell、Stop Loss、Take Profit、ポジション確認と決済まで紹介します。

MT5で最初の注文を出す方法:XAUUSD初心者向け取引ガイド
MT5のデモ口座にログインできたら、次は実際に注文を出す練習をしてみましょう。
初めての取引では、利益を出すことよりも 銘柄を選ぶ → 注文画面を開く → Lotを確認する → Buy / Sellを選ぶ → ポジションを確認する → 決済する という基本的な流れを理解することが重要です。
この記事では、XAUUSDを例に、MT5で最初の注文を出す方法を初心者向けにわかりやすく解説します。

1. 取引する銘柄を選ぶ
まずMT5の 気配値表示(Market Watch) から取引したい銘柄を選びます。
ゴールドを練習したい場合は XAUUSD を探します。ブローカーによっては XAUUSD.、GOLD、GOLDm など別の名称が使われる場合もあるため、銘柄名だけでなく商品仕様も確認してください。
XAUUSDを選択したらチャートを開き、現在価格や値動きを確認します。初心者は最初から多くの銘柄を見る必要はなく、まずは1つの銘柄でMT5の操作に慣れる方がわかりやすいです。
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2. New Orderを開く
銘柄を選んだら New Order(新規注文) を開きます。
PC版MT5では、気配値表示から銘柄を右クリックして新規注文を選択する方法や、ツールバーから注文画面を開く方法があります。
注文画面では主に次の項目を確認します。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| Symbol | 取引する銘柄 |
| Volume | 取引量(Lot) |
| Stop Loss | 損切り価格 |
| Take Profit | 利確価格 |
| Type | 注文方法 |
| Buy / Sell | 取引方向 |
初心者はすぐにBuyやSellを押さず、まず各項目が何を意味するのか確認しましょう。

3. Volume(Lot)を確認する
Volume は取引量を表し、MT5では通常Lotで指定します。
よく見る数値は、
- 0.01 Lot
- 0.10 Lot
- 1.00 Lot
などです。
ただし、0.01 Lotだから必ず安全というわけではありません。実際の取引規模は、銘柄の Contract Size、Tick Value、Margin などによって変わります。
初心者が最初にデモ口座で練習する場合は、小さい取引量から始めて、価格が動いたときに損益がどの程度変化するのか確認すると理解しやすくなります。
特に、0.01と入力するつもりで1.00と入力すると取引量が大きく変わるため、注文前には必ずVolumeを再確認してください。
4. BuyとSellの違い
MT5では主に Buy(買い) と Sell(売り) のどちらかを選びます。
Buyは価格上昇を想定する方向、Sellは価格下落を想定する方向のポジションです。
たとえばXAUUSDでBuyポジションを保有した場合、価格が上昇すると利益方向、下落すると損失方向に動くのが基本です。Sellではその逆になります。
ただし、実際の損益にはSpread、Commission、Swap、約定価格なども影響します。
Buyを押せば上がる、Sellを押せば下がるという意味ではありません。
どちらを選んでも市場が反対方向へ動く可能性があります。

5. Stop LossとTake Profitを設定する
注文時には Stop Loss(S/L) と Take Profit(T/P) を設定できます。
Stop Lossは、価格が想定と反対方向へ動いたときに損失を限定するための設定です。
Take Profitは、価格が目標に到達したときに利益を確定するための設定です。
初心者はエントリー価格だけを見るのではなく、
どこで損切りするか
どこで利益を確定するか
まで先に考える習慣をつけることが大切です。
なお、不適切な価格を設定すると注文が受け付けられない場合があります。銘柄ごとの最小距離などはブローカーの取引条件によって異なります。
6. 最初の注文を実行する
Symbol、Volume、Stop Loss、Take Profitを確認したら、最後にBuyまたはSellを選択します。
成行注文の場合、注文はその時点で利用可能な市場価格をもとに実行されます。
注文が成功すると、MT5下部の Trade(取引) タブにポジションが表示されます。
ここで、
- 銘柄
- Buy / Sell
- Volume
- エントリー価格
- Stop Loss
- Take Profit
- 現在価格
- 現在の損益
を確認できます。

7. 注文後にポジションを確認する
注文を出した後は、Tradeタブを確認しましょう。
たとえばXAUUSDを0.01 LotでBuyした場合、ポジション一覧にはXAUUSD、Buy、0.01、エントリー価格などが表示されます。
価格が動くと現在価格と浮動損益も変化します。
ここで重要なのは、表示されている利益や損失はポジションを決済するまでは確定していないということです。
含み益が出ていても、その後価格が反転すれば損益は変化します。
8. ポジションを決済する
練習が終わったら、開いているポジションを決済します。
MT5のTradeタブから対象ポジションを選び、ポジション決済を実行します。
決済が完了すると、そのポジションは現在のTrade一覧から消え、結果は履歴から確認できます。
初心者は「反対方向のボタンを押せば必ず同じポジションが閉じる」と考えない方が安全です。口座がヘッジ方式かネッティング方式かによって動作が異なる場合があるため、MT5の ポジション決済 機能を使って閉じる方法を覚えるとわかりやすいです。

9. 初心者が最初の注文で確認したいこと
最初の取引では、次の項目を毎回確認する習慣をつけると操作ミスを減らしやすくなります。
- Demo口座かReal口座か
- 銘柄は正しいか
- Volumeは正しいか
- Buy / Sellの方向は正しいか
- Stop Lossを確認したか
- Take Profitを確認したか
- Spreadは大きくないか
- 重要な経済指標発表直前ではないか
特に DemoとRealの間違い、Lotの入力ミス、銘柄の選択ミス には注意してください。
10. 最初は利益より操作を覚える
デモ口座では仮想資金を使うため、大きな利益を出しても実際の収益にはなりません。
そのため最初の目標は、
注文を正しく出す
ポジションを確認する
Stop LossとTake Profitを設定する
自分で決済する
という基本操作を身につけることです。
操作に慣れてからLot、Margin、Spread、チャート分析、リスク管理について学んでいく方が理解しやすくなります。
まとめ
MT5で最初の注文を出す基本的な流れは次のとおりです。
- Market Watchで銘柄を選ぶ
- New Orderを開く
- Volumeを確認する
- Stop LossとTake Profitを設定する
- BuyまたはSellを選ぶ
- Tradeタブでポジションを確認する
- 最後にポジションを決済する
最初は複雑な戦略よりも、注文から決済までを正確に操作できるようになることが重要です。
一言でまとめると
MT5の最初の取引では、Buy・Sellを押すことよりも、銘柄・Lot・損切り・利確・決済までの流れを正しく理解することが大切です。
次の記事:MT5のStop LossとTake Profitとは?
注文方法を理解したら、次は損失と利益の管理方法を学びましょう。
次の記事では、Stop Loss(損切り)とTake Profit(利確)の意味、設定方法、MT5での変更方法を初心者向けに解説します。
情報提供およびリスクに関する注意事項
この記事はMetaTrader 5の基本操作を説明する教育目的のコンテンツであり、特定の金融商品の売買や投資を推奨するものではありません。
注文価格、Spread、約定条件、Stop LossやTake Profitの設定可能範囲などは、ブローカーや銘柄によって異なる場合があります。レバレッジ商品では大きな損失が発生する可能性があるため、リアル資金を使用する前に商品仕様、取引量、取引コスト、リスクを十分に確認してください。
